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第六回文フリ大阪 :: 2018/09/10(Mon)

 2018年9月9日(日)の第六回文フリ大阪に参加いたしました!
 トナカイの森にお越しいただいた方へ、ありがとうございました!

 さて、今回の文フリレポートです。
 トナカイの森は【E-48】という、本部目の前にあるファンタジーブースでした。今回の新刊は「魔女の季節」「夕べには海へ」(夕べは文フリ初売りとして、今回新刊とともにピックアップさせていただきました)です。どちらもSS集です。SS集を大きくピックアップしたのには理由があって、それは今回のイベント参加の内なる目標にも繋がっています。
 今回の文フリは初のOMMビル開催で、出店者さまも多いということで、初めて来られる方も多いのでは?と考えました。もちろん、文フリに続けて参加されている方もかなり多いと思いますが。また、トナカイの森もようやく既刊が充実してきて(第五回文フリまではいつも2、3冊で参加していた)、ここで「今まで出した本をもっと多くの人に知ってもらおう」と思ったのです。そのため、新刊には薄めで、トナカイの森の雰囲気を掴んでもらえる物語を作りました。諸事情で長い物語を作れなかったというのもあるのですが、お手軽に読める本として今まで多くの方にトナカイの森を知ってもらうきっかけを作ってくれた「カンテラを灯す夜」がちょうど在庫切れになりそうだったのもあったので、お手軽に読める本を増やそうとも思いました。今回はペーパーも、トナカイの森をよく知らない方用におまけSSをつけて配布いたしました。ちょっとコピー機の調子がおかしかったからなのか、色の濃さがまばらだったのが反省点です。もうちょっとじっくり作ってもよかったかも。
 そんなこんなで新刊SS集2冊と、残部少数のトマリギ亭奇譚、カンテラ、長編で硬派な水のゆくえと鶯神楽の6冊をスペースに並べました。在庫みんなキャリーに詰め込んで持っていったのですが重くて死にそうになったので文明の利器宅配搬入をそろそろ考えるべきなのかもしれません。
 以下、当日のことについて。

【スペースについて】
 今回は高さを出したり要塞を作ったりせず、シンプルな二段のスペースに本を平積みにしました。今までとりあえず目立たせようとしていたのですが、高さを出しすぎると本が取りにくい問題があったので、なるべく机上に並べることを心掛けました。
 お品書きはいつもよりちょっと大きめのB3サイズ。各本の紹介メインにしました(いつもそうですが)。パッと見のインパクトは、あの広い会場内では薄かったかもしれませんが、今回本を並べるために値札をひと回り小さいサイズにして、あらすじを簡易にしたので、お品書きに本の紹介を細かく出しました。お品書きをじっくり見てくださる方もいらっしゃいましたが、やっぱり本の傍に詳しいあらすじがあった方がよかったかも? 値札の見せ方もバラバラになってしまったのも反省点です。今回は水のゆくえ専用のB5ポップを飾ったのですが、目に入れてくださった方がけっこういたのか、水のゆくえを見てくださる方が多かったと感じました。長編としてピックアップしていたので、効果があったのかもしれません。スペースの真ん中が空いていたので、お客さんとのやり取りがしやすかったのはよかったです。

【開場後】
 見本誌コーナーが今回3つに分かれていました。そのため前回みたいに見たい本がちょうど見られなかったり、人混みになったりなどは少なかったと思います。一般参加の方は、皆さん見本誌コーナーで目当ての本をまず探している、という感じでした。それかAブースから順に回っていました。ファンタジーブースは最初の方あまり人が来ていなかったと思います。サークルさんも最初はブースにいらっしゃる方が多かったので、実際にお客さんが来られたのはけっこう時間が経ってからでした。
 来られた方は、手前に置いた本をじっくり試し読みして吟味している様子でした。新刊の魔女とピックアップしていた水のゆくえを見てくださっている方が多かったと思います。ちなみに見本誌コーナーには魔女、夕べ、水のゆくえだったので、見本誌コーナーの力かもしれませんね。既刊も置ける文フリ本当にありがたいです。
 やがて、尊敬するサークルさん(人の顔を覚えるのが苦手だがようやく定着してきた)がちらほらお見えになって、魔女と夕べをお手に取ってくださいました。一般参加の方でもサークルさんでも、初めて来てくださった方もおそらくは何人かいらっしゃったと思われます。魔女のほかに、既刊もお手に取ってくださってくださる方も多かったです。「表紙どれもきれいです」と言ってくださった方いらっしゃいましたし、二回いらしてお買い物してくださった方もいらっしゃいました。
 今回は既刊の数も減ってきたこともあり、ツイッターでお取り置きの受付を行ったのですが、カンテラが売り切れの後でいらっしゃったこともあり、やっておいてよかった!と思いました。
 全体的にまんべんなく頒布でき、既刊をもっと手に取ってもらいたいという目標は達成できたと思いました。

【お買い物】
 ミツカドに留守を頼んで、二回ほどお買い物に行ってきました。出店者さんが多いのか、一般の来場者の方が多いのか、通路はそこまで広くは感じませんでした。出店者側のスペースも普通の広さでした。こちらは荷物を広げたりする方が少なく、出入りがスムーズにできてありがたかったです。両隣様穏やかで知っている方だったので、リラックスして過ごすことができました。去年ちょっと色々ありましたので、本当にスペース内で気持ちよく過ごせるのはありがたいです。
 鞄もあるせいか、通路は二列で人が並ぶと通れなくなる広さでした。ストレスを感じるほどではなかったのですが。京都の会場を経験した後だからそう感じただけかもしれません。端の方の休憩スペースで、椅子に座ってパンフレット読んだり休んでいる方をよく見かけたので、こういうのがあるとじっくり本を選ぶことができていいなと思いました。ただ、2、3人か、4、5人で固まって大声で話されている方をよく見かけたので、そこはちょっと辛かったです。楽しそうにされているのは何よりなのですが……。休憩でちょっと外で落ち着くなどした方がよかったかもしれません。
 お買い物は行きたいところに大体行けたと思います。買いすぎて帰りすごい重かった……! 後で数えたら20冊越えてた……。できるだけ一言添えてスペースを巡った、はず。普段は面と向かうと話しかけれなかったりするので、がんばれた、はず! 好きなサークルさん「……いつも来てくださってますよね?」葛野「えっ……(ばれてる!)」ということもありました、が、お話しできて嬉しかったです!

 連れの体調が悪くなってきたので、4時半前には撤収いたしました。できるだけ長くいたかったのですが、月末にコミティアもありますので、体調を崩すわけにはいかず……。
 全体としては、まんべんなく頒布できたと思うのですが、思っていたよりも動かない本もありました。会場も広くサークルさんも多いと、欲しいと思える本と出会う可能性が増えるかわりに出会うことが難しくなってくるので、埋もれていたのかもしれないです。今回だからこそスペースをもっと目立たせる工夫をした方がよかったかもしれません。でも、好きなサークルさんに会い、本を迎え、またトナカイの森に多くの方が来てくださってとても楽しい時間を過ごすことができました。
 今回の文フリは、台風で大阪がとんでもないことになり、故郷北海道が大地震に見舞われた後での開催でした。家族の安否は確認しましたが、学生時代の友人がどうなっているのかはわかっていません。心配を残しつつのイベントでしたが、こういうときだからこその文学、という言葉が響きました。ちゃんと食べて、めいっぱいイベントを楽しもうと臨みました。

【帰宅後の梅にトナカイ会議】
 色々なことをミツカドと話しました。
 今回、というより、去年から今まで感じていたこと、来年どうやって活動するのかということ……。感じたことをひとつひとつ言葉にして、本当にやりたいことについて話し合いました。
 それについて話すのは、コミティアが終わってからにしたいと思います。


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  1. 近況

本の装丁について :: 2018/08/13(Mon)

 備忘録も兼ねて、今まで作った本の装丁についてまとめます。自分用です。
 本の装丁は、表紙、文字、紙の種類など、本を構成するすべてが作品の世界観を形作るものだと私は考えているので、それぞれにこだわりがあったりします。

◆旅の宿トマリギ亭奇譚
 B6判/92P/300円/印刷:ちょ古っ都製本工房
 表紙:アラベールスノーホワイト160kg
 本文:淡クリームキンマリ70K(第一刷は90K)
 遊び紙:若草(中厚口)
 余白:上13㎜下15㎜内10㎜外19㎜
 文字組み:文字数23字、行数22行、行間14pt、フォントサイズ8pt
 ほか:二段組み(間隔2.35㎜ ワードの標準設定のまま)
 フォント:タイトル「ほのかアンティーク丸」本文「MS明朝」

 「ほんのりやさしいファンタジー」ということで、雰囲気にあたたかみや柔らかさがほしかったので、フォントはひらがなが大きめの「MS明朝」、本文用紙はクリーム系になりました。
 表紙は、水彩風タッチなので画用紙のようなアラベールスノーホワイトに。コミティアで出す予定だったので、一目で小説というのがわかるようにシンプルなデザインにしました。それだけだと寂しすぎるので、濃緑の帯を巻きつつ作品紹介を入れました。巻いてみるとこれがかなりしっくりきて、我ながら気に入っています。帯色は遊び紙とも合うようにしています。鳥→森っぽい・話もナチュラル系の雰囲気→テーマカラーは緑、というふうに決めました。紙の色、種類、遊び紙と帯の色まで合わせてトマリギの世界観なんだよ!と言いたいです。とても気に入っている装丁です。
 シンプル枠で囲うだけだと味気なかったので、デザイン枠を上下に。中扉と章扉に使って統一感を出しました。本当はペン画のワンカットなどを入れたかったのですが、ミツカドも初同人誌を前に死にかけていたのでデザイン枠を使ったのでした。中扉のタイトル枠は看板にも見えるように、楕円形です。
 第二版以降は真っ白で寂しかった背にタイトルを入れました。葉っぱのワンポイントがお気に入りです。

◆カンテラを灯す夜
 A6判/80P/200円/印刷:ちょ古っ都製本工房
 表紙:ペルーラスノーホワイト180kg
 本文:上質紙70K
 遊び紙:なし
 余白:上15㎜下13㎜内11㎜外17㎜
 文字組み:文字数33字、行数14行、行間14pt、フォントサイズ9pt
 フォント:タイトル「はれのそら明朝」(一部パソコントラブルで「うつくし明朝体」に)本文「IPAex明朝」

 「水のゆくえ」を作る前に、一回イラストを本文に入れた本を作りたい!ということでミツカドにイラストを描いてもらいました。表紙デザインとロゴもミツカドです。
 どうやら最初から表紙イメージがあったようで、暗い背景に色んな種類のカンテラが白く浮き上がっている……というふうに仕上げてもらいました。章扉のものは、本文を読んだミツカドが「作品と合ったデザインにしたら絶対いい!」ということでデザインしてもらったものです。個人的に章扉と「幽か」のシンプルなカンテラのイラストが好きです。細ペンの線の影が特にお気に入りです。
 復刻版にともない、一部描き直してもらいました。初版は表紙の白が薄く感じたので、復刻版では文字とカンテラの線を少し太く濃くしています。
 暗めの表紙なので、表面や白い部分がきらきらしたら綺麗だろうな、と思いペルーラスノーホワイトに。予想通りの仕上がりになってとても嬉しかったです。本当は遊び紙を入れたかったのですが、候補のむらさきと空があまりカンテラの雰囲気と合わないので、今回は見送り。
 本文用紙は、小説はできたらクリームでやっていきたいのですが、カンテラの夜のイメージには白い方が合うと思い、白に。
 小さい文字が苦手、という方にも大丈夫なように文字は大きめに。雰囲気さまざまなお話が詰まっているので、どのお話にも合いそうなフォントを選びました。余白の組み方など、スタンダードな文庫本を目指しました。
 第一刷は章扉に枠なしなのですが、締まりがほしくて枠を追加。帯も水色から薄いグレーに途中で変えています。
 テーマカラーは紺色。

◆氷の花
 B6正方形判/32P/200円/印刷:自家製本
 表紙:マシュマロCoC160(キンコーズ印刷)
 本文:普通紙(セブンイレブン印刷PDFプリント)
 遊び紙:トレーシングペーパー(白)(100均で購入)
 余白:上下内外15㎜
 文字組み:文字数30字、行数22行、行間13pt、フォントサイズ9pt
 フォント:「こころ明朝体」

 氷の花でやりたかったことが「変形本」「中綴じができるページ数」「冬っぽい」「余白の美を作りたい」「トレーシングペーパー遊び紙にしたい」でした。
 冬の新刊→雪と冬がテーマのお話→紙は全部白、というふうに決まりました。トレーシングペーパーも水色を用意しようかと思いましたが、眩しいくらい全部真っ白にして雪らしさを全面に押し出しました。テーマカラーは白です。
 おとぎ話風の雰囲気なので、フォントもちょっと変わったものを使いました。しゅっと細く、独特なひらがなの形が魅力的な「こころ明朝体」はずっと使いたかったので、この機会に。細長いフォントなので行間をいつもより狭めに。
 冬らしさ、おとぎ話風を表紙でも表現したく、可愛らしい木と雪の結晶を散りばめたデザインに。表紙の紙はキンコーズで、厚めで手触りのいいものを好みで選びました。帯は、短いお話でお手製本ということもあって、巻きにくいかと思い断念。
 尊敬するサークルさんが、余白の多さが雰囲気づくりに繋がっている、素敵な本を作っているのを見かけて自分もやりたい、ということで今回は余白を多めにしました。余白があることで雰囲気と文章が際立つ、そんな余白を目指しました。余白が美しい本は装丁がとても美しいのです。(個人の見解です)

◆水のゆくえ
 A5判/148P/600円/印刷:株式会社ポプルス
 表紙:標準コート紙+和紙PP加工
 本文:白上質70K
 遊び紙:なし
 余白:上15㎜下13㎜内12㎜外22㎜
 文字組み:文字数23字、行数22行、行間14pt、フォントサイズ9pt
 ほか:二段組み(間隔2.35㎜ ワードの標準設定のまま)
 フォント:タイトル「うつくし明朝体オールド」本文「MS明朝」

 和風の話だから絶対に和紙PP加工!と思い決めていた作品。
 ページが多めなので読みやすさを考慮して、本文はシンプルに「MS明朝」。タイトルには流れるようなひらがなが美しい「うつくし明朝体」を使用。余白や文字組みも読みやすいかつ文字がぎゅっと詰まって見えるようにしました。ルビがちょっと小さすぎたのが反省点です。
 透明な水が主体の話なので、本文用紙は白。水と青を視認性でも表現したくて、流水紋やミツカドが描いた水彩テクスチャを使用させてもらいました。(グレーで入れたので一部印刷に出ていないページがあったりするので、そこは要反省です)
 表紙の水感、裏表紙の水彩風桜がとても綺麗です。桜は主人公水央が守る、古清水という舞台の象徴的な花で、桜の花言葉を物語全体のテーマのように扱っていることもあり、表紙は桜に。自分で撮った枝垂れ桜の写真をトレースしてもらっています。他にも、色んな花を敷き詰めた百花繚乱案などがありました。
 少し暗めで、静かで淡々と物語が進んでいくので、その雰囲気に合わせて章扉はペン画を描いてもらいました。表紙と合わせて、硬派な雰囲気を伝えられたらと思っています。描いてほしい花の写真を、自分で撮ったものやロイヤリティーフリーの素材屋さんから探してきて、ミツカドに渡し、トレースしてもらいました。ペン画だけだと味気ないので、ここにも水彩テクスチャ。物語の中ではずっと水(時間、命、世代)が流れ続けているので、どのページにも流水紋が入っています。
 帯はテーマカラーの青に、和紙テクスチャを入れています。表紙の桜が綺麗なので、帯にも印刷されるようにしました。帯の下にテーマとなる文言をこっそり入れています。しおりは気に入ったペン画から四種を選びました。本の価格をできるだけ抑えたかったので、遊び紙は断念。完全版には入れます。


◆水のゆくえ鶯神楽
 B6判/46P/300円/印刷:株式会社ポプルス
 表紙:標準コート紙+マットPP加工
 本文:白上質70K
 遊び紙:なし
 余白:上15㎜下13㎜内11㎜外19㎜
 文字組み:文字数20字、行数19行、行間14pt、フォントサイズ8pt
 ほか:二段組み(間隔2.35㎜ ワードの標準設定のまま)
 フォント:タイトル「うつくし明朝体オールド」本文「MS明朝」

 前作と同シリーズということで、紙の手触り、印刷具合などを統一したかったので印刷屋さんは同じ場所に。今回は憧れのマットPP加工です。フォントや余白、文字組みなども前作と統一しています。
 今回のテーマは和ポップ。主役三人が事件を解決するという活劇風(?)というのもあって、全体的に明るい雰囲気にしようと思いました。前回の硬派なイメージと反対になるよう、使った枠やワンカットも和モダンなものにしています。色も反対色の赤。神社が舞台(→朱塗りのイメージ)&初春の花々が赤~ピンク系というのもあり、色は赤になりました。ウサギは物語の重要な要素なので、イラストレーターでミツカドに作ってもらいました。表紙に使った鳥居、梅、流水紋、雲、雪の輪などは、どれも作品に関係のある要素を詰め込んだ形となります。
 単品で読めるよう、人物紹介や用語解説のページも入れています。章扉にも、雰囲気づくりのため詩も載せました。
 帯は表紙の赤に合うようクリーム系。神社が舞台・初春→書いたのが年始→連想でおめでたいというふうになり、帯模様を宝尽くしにしました。


◆夕べには海へ
 A6判/56P/300円/印刷:ちょ古っ都製本工房
 表紙:アラベールスノーホワイト160kg
 本文:淡クリームキンマリ90K
 遊び紙:なし
 余白:上15㎜下13㎜内11㎜外19㎜
 文字組み:文字数33字、行数14行、行間16pt、フォントサイズ8pt
 フォント:タイトル「いろは角クラシック」本文「F910明朝W3-IPA」

 今回は「トマリギ亭」と同じファンタジー世界が舞台なので、表紙の紙、本文の紙色、デザイン枠でタイトルと中扉を飾る、を踏襲しました。
 表紙の印刷が薄めに出てしまっていてわかりにくいのですが、表紙の下の方にうっすら海の写真を入れています。表紙は、表が青い海と空、裏が夕空に見えるように写真と水彩テクスチャを合わせました。が、ちょっと薄すぎました……。
 SS集ということで、章扉はなしです。タイトルがあって、すぐ物語が始まるようにしています。一話一話を短めにして、主観的かつ断片的になるように書きました。一人称視点なのも主観性を出すためです。「夕べには海へ」というのは、全体を通して「わたし」が綴った旅の記録なのです。むしろ本全体が作中作みたいなものです。この旅の記録(本文)を綴った「わたし」は、このファンタジー世界に登場する人物のひとりなのです。
 タイトルはゴシック調ながらひらがなに和を感じさせる「いろは角クラシック」。明朝にすると表紙とあいまって透明感が出すぎるのと、表紙がシンプルなので文字に存在感を持たせようと思いこれに決めました。本文はひらがなが大きめで丸みと柔らかみのある明朝体。ひらがなが大きいので行間を多めに取っています。
 帯はシンプルに白にしたのですが、現在存在感を出すために作り直しています。朝焼けに染まったエメラルドの海と、夕焼けに染まった真っ赤な海を表現する予定です。


 元気が出なくて買った同人誌を読み漁っていたのですが、ふと自分の本の装丁を振り返って次に繋げたいと考え、まとめました。一応、自分の中では考えて作っているのです。
 現在帯を作り直す過程で自作を読み返していたのですが、細部までこだわって作った作品を、できるだけ多くの方の目に留めてもらいたい、という思いを強くしました。そして、まだやっていないことがたくさんあるな、と感じました。装丁を決めるのは、個人的に同人誌づくりの癒しだと思っているので、これからも細やかに悩み、本全体を通して作品づくりを続けたいです。
 そしてこの短い同人活動生活の中で、印刷屋さんを二ヶ所しか巡っていないッ!のです。表現の幅を広げるためにも、印刷屋さんについてもじっくり探して、選んでいきたいです。


  1. 創作

進捗 :: 2018/08/01(Wed)

 真夏の雰囲気に合わせて夏の話を書ききっちゃおう作戦を7月中に決行していました。
 「水のゆくえ」の夏の話を一気に書きました!

 エピソード増やした回
 ・序~花菖蒲
 ・紫陽花
 ・蓮
 ・朝顔
 ・撫子

 新しく書いた回
 ・月見草(まだ書き途中。あと夏の話はこれだけ!)
 ・凌霄花
 ・百日草
 ・芙蓉

 初秋~秋のお話はこれからの季節にじっくり書いていきます!
 ・桔梗
 ・曼殊沙華
 ・金木犀
 ・菊
 夏に比べて話が少ない(笑)から、ちょっとまったりしつつ書いていく予定です。

 それにしても、ボリュームアップのおかげかページ数がとんでもないことになりそう。既に304P、文字数234466です。事務ページもあるので本編自体はもう少し少ないと思いますが、まだ半分いってないので、まだまだ増える予定。これ一冊にまとめきれるのだろうか。

 ミニ本は控えて少し太めの本を作っていく予定だったのですが、文フリにミニ本作るか迷っている……。
 文フリ京都に読み切り系の長編書けばいいかな。色々迷っています。

  1. 創作

封神の外伝買った! :: 2018/07/21(Sat)

 ツイッターに垂れ流そうかと思ったけれど、たぶん書ききれないからこっちに。
 長くなりそうだから箇条書きにしよう。

・当時とほとんど変わらない雰囲気とゆるさが本当に最高でした!
・メタ発言されても気にならないこのゆるさ、やっぱりいいです!
・何はともあれ、全体的に太公望の「目」が好きです。普段飄々としていて自分の考えを見せないのに、感情的になる目が好き。
・申公豹がいつも通りすぎて最高でした。五千年生きて色んな所が超越してるのに、人間くさいところが好きです。あと顔アップになるのもいつも通り!
・妲己すごい可愛いコマ多くて幸せだった……。今回特にお姉ちゃんしててよかった……! 妲己と太公望は同じくらい頭いいから、敵同士なのにお互いの考えがわかる関係なのが好きです。連載初期の頃と比べると、太公望の妲己への見方ってけっこう変わったのかも?
・孔宣すごい喜媚ちゃんに似てる! 民族衣装みたいですごいデザインかっこいい!
・「見間違えじゃない……」って言いながら目ざとく太公望を見つける楊戩がこわすぎる。
・過去の周軍既にチームワーク抜群すぎてびっくりした。ていうか太公望がまともに動いて戦っている! あんなアクティブな動きすごい久しぶりに見た。
・また自分のコーナー作ってだらだらしてる!
・金蛟剪って四人で使うとドラゴン9匹出るんですね。
・この外伝死んだ人も過去の人として登場しているんですよね。蓬莱島にいる仲間とも離れて旅している太公望にとってすごい久しぶりにみんなと会えたってことですよね。太公望って自分がいない未来のために戦っていたところもあったし、一瞬でも再会できたことってやっぱり嬉しかったんですね。そういうシーンが見られて嬉しかったです!
・作中で死んだ人って、その後楊戩の変化や封神台で出てきたときって、「目」が映らないようになってるんですよね。(趙公明、聞仲、普賢、天化など。封神台解放&桃源郷の幻覚除く)封神演義って「目」の表現をすごく大事にしていると思われるので、死者と区別されてるのかなあと勝手に考えています。
・太公望って、伏羲に戻らなかったらもしかしたら蓬莱島に残っていたのじゃなかいと思います。始祖である太公望が方針計画後仙人界のトップに収まって下界を見守るってことになったら、女媧と似た存在になってしまう。道標を外れるってことは、伏羲の協力も外れるってことなんじゃないかと……。女媧がいない今、すべてやり終えたら本当に融合しそう。その前に申公豹と一騎打ちしてほしい!
・「キミはそうじゃないとね」って、伏羲はわりと昔からあんなキャラだったんだろうか? 神農は伏羲並みにまだまだ癖がありそうですね。
・ワンダースワンのゲームの遺跡に書かれた文章思い出すなあ。
・申公豹って出自が不明ですが、羌族っぽいですよね。太公望と帽子の形態が似てるし、「申公豹との関係は?」「老子の初めての話し相手」という応答と「人が気付いたときには老子はもうすでにそこで寝ていた」とあるので、羌族の村で一番最初に老子を見つけたのが申公豹なのでは?と考えています。安能版申公豹のモデルである許由も羌族です。
・キャラ紹介すごい! 原作で名前が明記されていなかった人たちも載ってる!
・そして表紙もカラーで載ってます!

 今まで考えてた推測入りながらの感想(?)になってしまいました。すごく楽しめたし、私が封神演義にハマった頃はもう連載が終わっていたから、新作が読めるなんて夢みたいです! そういう意味ではアニメ化の功績は大きいです。(でも最終回つなぎがひどすぎて噴き出しました。なんで唐突にいなくなっちゃったの……?) 
 外伝読めて本当に幸せでした!

  1. 近況

6月さいご :: 2018/06/30(Sat)

 月に一回はちゃんとブログを更新させようと思っていたので、ぎりぎりになりましたが書いていきたいと思います。

 次の文フリ大阪は初めてOMMビル開催となるそうで、従来とは雰囲気が少し変わるのでしょうか。お客さんの数はどれくらいになるのか、増えたりするのかなと今から考えたりしています。
 せっかく新しい場所での開催&文章中心のイベントということで、新刊の準備を進めています。
 が、今回は新刊を無理に出すのはやめると決めました。できたら出そうとは思いますが、自分で納得のいかない出来だったら次のイベントに回そうと考えています。現在は既刊の種類もありますし、新刊がなくても困る、という事態にはならないので、無理していいことがそんなにないのです。
 少し前まで、あのボリュームにするなら一週間にこれくらいやらなきゃ~とノルマを決めて執筆を進めていたのですが、途中からすごく疲れてしまって、書くのが辛くなってしまって……。もう小説や同人誌を見だけで疲れるレベルになっていたので、少し創作や小説から距離を置いて休むことにしました。(最近は復活しつつあります)
 「イベント出るごとに新刊を出す」というのは、わりと怠け者な私がちゃんと本を出し続けるために設けた制約でした。一回休んじゃうと二回目もそれに甘えちゃうと思い、今まで書いてきたのですが……。
 前回「夕べには海へ」は、主人公の独白(主人公が語りたいことだけ語る)というイメージで、どこまで断片的(ひどくいえば中途半端)なものにできるか、自分でやってみたいと思っての作品でした。全体的にシンプルを目指したものだったのですが、そうやって書き上げた後に「今度はストーリー性のある物語が書きたい」という気持ちが強くなったので、次回はボリュームも内容も濃いものにしようと決めてありました。それをやりきるために、9月に出すのが無理なら無理ですっぱり諦め、書けるときに書こうというスタンスに切り替えようと思いました。
 そうしようと決めた瞬間、重荷を下ろしたように心が軽くなって、創作意欲が湧いてきました。「書き上げなきゃ」とずっと張りつめていたときはもう書きたくないと思っていたのに、がんばるのをやめた途端に「フォントや章扉のデザインどうしようかな~」と前向きになれたので、自分は無理をしていたんだなと思いました。趣味の領域なので、自分が楽しむことが最上というのは崩せません。だからこそ自分で楽しむ範囲で同人活動をやっていきたいと思っています。
 

  1. 近況
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